経験値が少ないことで後で痛い目にあうことはいくらでもあると思う。
だけど、経験値に頼りすぎていたらいくら歳を重ねても いくらお金があっても決められない事だってあると思う。
そして、経験値をまっていられないことだってあるはず。
『結婚』(笑)
子供が自分の結婚した年齢に近づいてくると、娘をみながら『よくこんな歳で結婚なんてしたなー。』って笑けてきて、自分でよくウケることがある🤣
さぞ、年上パパは苦労したことだろう・・・とも思う(笑)
私達夫婦は来年銀婚式を迎える。
若い二人の事だから、色々あった。
年上の旦那様といったって、今の私よりは若かった(笑)
お互い初めての結婚だしね。
ある時、ケンカをした。ず～と、ず～と、若い頃はよくケンカをした。しょうもないことで(笑)しょっちゅーケンカをした(笑)
私は、ある時のケンカでムシをした。口を利かなくなった。多分腹がたったんだと思う。どーせ口で勝てっこないし、なんとなく、そーすればいいのかな～って特に深い意味もなく。ムシをした。今となってはケンカの理由すら覚えていない。
そんなある日、人の命を預かる仕事を職業としていた主人から、諭された言葉。
『ムシをされて、口をきいてもらえず、どんな気持ちで、たくさんの命を預りながら１日仕事をしていたのか 想像できるか？』
と・・・。
『ムシをされながら、ぼんやりして、事故をおこしてしまい たくさんの命に何かあったら、どうなるか想像できるか？』
『俺はそんな人の命を預かる仕事を毎日している』『ムシは・・・あかん』
と諭されたことが一度だけある。
あれ以来、夫婦でたくさんケンカをしてきたけど、『口を利かない』という、いわゆる冷たい戦争。と言うものは、我が家はしていない。できない。
都合が悪くなると口を利かなくなる人って案外いると思う。その人なりに、色々事情があるんだろうけど、私はやっぱり卑怯だと思う。だって声を出すことができるのに、無口な人、口下手な人 色々いるとおもうけど、どんなに不器用でも 不細工に思われても 格好が悪く思われても 気持ちは言葉にだして伝えるべきだと思う。
今の私が頑張って声を出そうとする姿ほど不細工なことはないはず。
声が出せなくなった今は特にそんな風に感じる。
そして、私はこうも思った。
自分の声が出なくなってしまった時、
『声だけはあかん。声が出なくなるのだけはあかん』『卑怯やで、私』と思って、『（声）戻ってこい。』『戻ってこい』と何度も何度も泣きながら自分にいいきかせた。
卑怯な自分になりたくなかった。
声が出せるってホントに素敵な事だと思う。
口を利かないという「冷たい戦争」ができなかった我が家は、お互い声をあらげあうという非っ常～～に「熱い戦争」をしてきたので、それもどうかと思うが😥未熟だった。
どちらも 子供には、「悲しい戦争」なはず。
自分の気持ちを 素直に言葉で 穏やかに伝えて
話し合うことで どちらの戦争も防ぐ事が
できたのではないか。
という経験からうまれた持論。
娘には、どんなことでも、話し合うことのできる人を望むな～🤔
親が望は 子供の幸せのみぞね‼️
（朝ドラ 見すぎ、松坂慶子さん風）
